テストのロールプレイ

UHのカフェテリアのフォ−

 アダルトスクールでは、最初は電話での会話の練習。パートナーを組んでシチュエーションを考えて会話をするのだ。私が組んだのは中国人のHチ。彼女はだんなさんと一緒に学校に来ていて、冗談をたくさん言ったり、とても愛らしいキャラクターの人だ。ひととおり練習が終わって、雑談をしていると内緒話をするように「You are beautiful.」と言われた。まあ、うれしいこと。そんなことをいちいち覚えていてこんな場所に書いてしまうというのが年を取った証拠かもしれないが。母親が、自分が若く見られるたびに家でそれを自慢していたのが思い出される。子供ながらにうんざりしていたものだ。自分もそんな年になってしまったのだな。
 そのあと、ボランティアで来てくれているSヴに呼ばれたので隣の部屋へ行き個人レッスン。テストのためのカンバセーションの練習をしてもらえるようにお願いした。
 ああ、そうやって言えばいいのねということがたくさんあって、今日呼ばれたというのはとてもいいタイミングだった。
 話をしているうちにわかったのだが、彼は65歳で(40歳代に見えるくらい若い!驚きだ)昔はどんなスポーツでもやったが、今はビリヤードしかやっていないという。プロ並みだと自分で言っていた。そりゃそうだ、もう50年もやっているらしい。ビリヤードのことはPoolといい、Play poolというように使うようだ。月曜日と金曜日はビリヤードの日で、一日4時間ビリヤードをするらしい。素敵な生活だ。週に2回はビリヤードをして過ごし(しかもプロ並み)、週に3回はボランティアで英語を教えているのだ。


 昨日Mミちゃんと夜まで話していたためにものすごく眠く、テストがやばいと思ったため、食事の時にコーヒーを飲んだ。UHの中にはスターバックスもあるのだ。
 Accuracyクラスではテストだった。ヒアリング&ライティング。思ったよりも問題数が少なく、楽といえば楽だった。しかしヒアリングはやばいやばい。適当もいいところかもしれない。
 Fluencyクラスでは、丁寧にものをたずねる時の言い方。Cイと組んだので楽しかった。
 最後のSkills Class(Pronunce)では、最初にテストの結果が配られた。私はなかなかよい点数だった。特に本読みの発音のほうは、70点中68点。どこで減点されたのか、Dividedの発音だったかな。しかしこうやって紙で点数を配られて、右上に点数が書いてあって、思わずその部分を折ってしまうなんて、子供の頃が懐かしかった。
 その後はPとBの言い方の違い。日本人には割りと簡単そうに感じるが、Pの発音がちょっと異なるようだ。韓国人にはPとBの区別をするのはちょっと難しいらしい。おそらく。あとは、韓国人はよく、FとPを同じように発音する。コーヒーのことをコーピーと言っていて、最初何のことかわからなかった。Fの発音をするときに上唇と下唇がくっついてしまうようだった。Cイは大丈夫だが、他の人でそんな風に発音している人がいる。
 昨日から、Bイが言っていることが前よりもよく聞こえるようになってきた気がする。まともに授業をやっていないからたいして苦痛でないだけだろうか。