アダルトスクールで退屈そうといわれ・・・

いかにもアメリカ!なケーキ

 朝8時のクラスを終えて10時のクラス。いつも途中で抜けてしまうのでちょっと中途半端に終わってしまうことが多い。隣のNコさんにつかまってちょっと話していると、Lイが私の名前を呼び「ちょっと話したいことがある」と廊下へ呼び出した。「あなたは10時のクラスも続けたいの?」なんのことだかわからずにきょとんとしていると「10時のクラスは強制じゃないのよ。もしいやなら抜けてもいいのよ」と。「だって、あなたは退屈そうに見える」と言われててしまった。ああ、申し訳ない。確かに授業は早く終わって欲しいなと思っているが、それは疲れていたり眠かったりするからで、退屈だからというわけではない。しかし確かに退屈そうにしているかもしれない。特に昨日は眠かった。そしてNICEのBイのクラスでむすっとして授業を受けるのが普通になってしまったからか、そのテンションでLイのクラスも受けている可能性がある。困ったものである。とにかくLイには、そういうわけではないし、私は10時のクラスも受けたくて受けている。ごめんなさい、ということを告げた。
 もっと早く寝るようにしよう。そして睡眠不足ではなく、疲れてもいないようにしよう。私はLイが好きなのだ。
 それから休憩時間にSヴとMルと話したが、彼らはもう定年を過ぎており、仕事はしていないらしい。Sヴは電話会社で働いていたらしい。そしてもうボランティアをし始めて12年だということだ。Mルはハワイアンエアラインのパイロットだったらしい。ボランティア暦は1年半らしい。Sヴともう少し話したところ、Sぶヴはリタイアした後に、毎日テレビをみてボーッと過ごすのはいやだから、こうしてボランティアをしているといっていた。とても楽しいといっていた。素敵だ。


 NICEでは、Accuracyクラスはいつもどおり退屈めな授業。しかしテキストが面白い。テーマはクリエイティビティ。読み物が結構面白いのだ。
 Fluencyクラスは、金曜日にプレゼンテーションをするので、そのための準備をしろというもの。クラスのEリちゃんが、「このクラスって、Fluencyじゃないみたい」と言っていた。話すことよりも、なにか作業をしたり書いたりすることが多いというのだ。
 彼女はアダルトスクールに興味があるようで、チラシを見せて欲しいといっていたので、私が持っていたカイムキコミュニティセンターのパンフレットをあげた。


 Fluencyクラスのはじめに、いつもCイが「○○は日本語でなんというの」と聞いてくる。「一日一つの日本語」を覚えることにしたらしい。今日は「Are you tired?」が知りたいというので、「つかれた?」と言った。「つかれてる?」を教えたほうがよかっただろうか。
 そういえばここへ来てずいぶん耳が英語に慣れた気がする。今週から特に聞こえるようになってきた。5週間か、長かったな。あとは単語がわからない場合はどうしようもないが、知っている単語であればわかるようである。