Kaneクラスの見学

 クラスの女の人と私のハラウの話をしたら、ちょっとレッスンを見てみたいという。せっかくハワイに住んでいるのだから、旅行者向けのレッスンではなくて、ローカルの人が行っているようなレッスンを見てみたいとのこと。ただやるわけではなくて、見るだけ見るだけ、と言っていた。聞けそうだったら聞いてみるね、と言った。
 今日のレッスンに行くと、人が増えていた。全部で12人になっていた。4人も増えたのだ。レッスンの前にMichaelにクラスメイトでレッスンを見たい人がいるのですが、というと最初Seeを使っていた私の英語をWatchと直してくれてから、いつ? 何人? と聞いて、一人というと即OKしてくれた。
 Maiki Aiuの教えである基本モーションを習った。初日にもらったプリントの3番までやった。Karean Aiuでも同じモーションを習ったが、少し違うところがあった。
 Ua(雨)のモーションで、Michaelはアップするようにと言った。まるで山の上から降ってくるように。そしてKareanはMakani(風)のモーションでは必ず後ろにさがると言っていたが、Michaelは普通のカホロだった。Lau o ka niu(椰子の木の葉っぱ)はKareanは顔のすこし上くらいで揺れるが、Michaelは上のほうにストレッチして椰子の葉っぱを揺らすのだ。それ以外にも、こういうちょっとした違いが結構ある。なかなか面白い。
 終始その曲をやって、レッスンは終わった。ときどきうっかりしたり、たくさん冗談を言ったりするMichaelはとても素敵だ。
 そしてまたまたお願いごとをしなくてはならなかった。次のKane(男性)クラスを見たいと思ったのだ。見てもいいですかというと、即オッケーであった。
 Kaneクラスは7人だった。背の小さい人、アフリカ出身のように見受けられる人、白人の人、ローカルのハワイアンぽい人、いろいろだった。そして意外や意外、アフリカ人っぽい男性が一番上手だった。その男性が優雅にフラを踊る様子は、始めてみる光景で、なかなか素敵だった。
 練習していた曲は水曜日にやったKahikoで、つまりWahine(女性)クラスと同じ曲だった。この間よりも丁寧な説明を聞けたので、明日に活かせそうだ。