Kuuipoのショーとチーズケーキファクトリー

絨毯のような雲

 今日も昨日と同じショーを見に行った。Kareanが「明日は10時半からよ」と教えてくれたので行かないわけには行かないだろう。また、昨日Bラが行くと言っていたので彼女にも会いたいし。
 10時半からショーが始まった。今日はベースの男性も一緒だ。
 ステージが始まる前にKuuipoが私を見つけて「Hello」と、それから私の名前を呼んでくれた。「hello」というと「How are you?」と。ああ、私は手を振って「Fine」というだけしかできなかった。むなしい。そんなことがあるたびにちょっと自信をなくす。でもきっとKareanが私のことをKuuipoに話してくれたのだ。嬉しかったのでよしとしよう。
 昨日と同じ歌と踊りが多かったが、違う曲もあり、楽しかった。そしてやはりおばあちゃまの踊りでまた感動して涙が出そうになってしまった。あの方にの踊りには何かが宿っているのだきっと。ハワイ島からいらしたベラという方だと言っていたと思う。
 Bラが途中で私を見つけて、しばらく二人で見ていた。ショーは大体1時間くらいだった。
 そのあとBラともう少し話したかったので食事に誘った。どこか知ってるかと思ったら、Waikikiに住んではいるが、ほとんど外食をしていないという。有名なチーズケーキファクトリーに行きたいというと、そうしようということになった。
 彼女は日本語が問題なくできるので、いろんなことを話した。
 日本にはハラウがたくさんあるが、オーストリアにはハラウがないのでフラができないと言っていた。いずれオーストリアでフラの先生ができたらいいなと言っていた。すばらしいと思う。
 それから、彼女は今Halau hula Olanaに通っているが、そこのベーシックはベタ足でアップダウンもあまりないと言っていた。そこのハラウは、メリー・モナーク・フェスティバルにも出ており、私はそのDVDを見てとても素敵だと思ったのだ。しかしベタ足だなんて全く気づかなかった。
 見たいなあということを話していたら「一緒に行ってみる?」という。毎週火曜日と木曜日に行っているらしいのだが、たぶん行っても大丈夫だよ、という。
 そのKumu Hulaはお金のためとかコンペティションのためにフラをやっているのではなく、フラを広めたいからやっているのだそうだ。そして子供の頃は家庭内ではハワイ語を使っていたらしい。Bラはいま3つの言語(ドイツ語、英語、日本語)ができるので、次はハワイ語を勉強したいと言っていた。うらやましい。
 Bラは観光ビザであるため、3ヶ月で帰らなければならないが、今年もう一度くらいハワイに来たいと言っていた。
 日本にくる予定はもうないのかと聞くと、「うん。ないね」という。日本ではドイツ語の先生しかできない。他の仕事はできないんだよねと言っていた。
 彼女は自分のやりたいことを、マイペースでやっている気がする。好きなこと嫌いなことがしっかりしていて、それに忠実に生きているように見えた。
 とにかくまた新しいハラウを体験できるということで、とても嬉しい!