ハワイアンアートフェスティバルでフラのショー

クウイポのKeikiたち

 ホストマザーのBイが、土曜日と日曜日にカピオラニ公園でハワイアンアートフェスティバルがあるよと教えてくれたので、行くことにした。なぜか6時くらいに起きてしまったので、家でちょっとゆっくりしてから午前中に公園に行った。
 3番のバスでカパフル通り(Kapahulu Avenue)のスターバックスのところで降り、それからてくてくとカピオラニ(Kapiolani)公園まで歩いた。
 着くと、まず染めの布が大きくはためいていた。ハワイアンっぽい柄であった。ずっと並んで出店が出ており、アクセサリーやアロハシャツやTシャツ、小物などがいろいろ売っていた。少し見ていたらハワイアンミュージックが聞こえてきた。ライブのようである。しゃべる声がこの間レッスンを受けたKuuipoさんに似ているなあと思い、ハワイの人のしゃべり方なのかなあと覗いたら、Kuuipoさんだった! 歌っている。
 急いでステージの前に行って陣取った。少ししたら、この間ハラウで踊っていた子供たち3人が出てきて踊っていた。3人ともとてもかわいく、練習の様子を見ていただけにとても親近感があった。
 子供たちのほかに、おばあちゃまくらいの年齢の人や、若い女性や男性も踊っていた。おばあちゃまの踊りに一番感動してしまった。パパリナラヒラヒで知っている歌だというのもあったのだろうか。ほおをなぜるしぐさがとてもかわいらしく、本当に幸せそうに踊っているのだった。
 ショーが終わってからKareanかKuuipoに、勇気を出して挨拶をしようと思って近づいてみたが、Kuuipoは常に誰かと話しており、とても忙しそうだ。Kareanがテントから出てきたので挨拶をした。私のことを覚えていてくれており、「紹介したハラウはどう?」と聞かれたので、「2月1日から始まるのです」と言うと「あら、ごめんなさいね」という。「でも自分でも練習はできるから」と言ってもらった。明日は10時半からだという。明日も行ってみることにしよう。


 それから昼からはKPのハラウへ遊びに行った。2時すぎに着いてしまったので子供クラスを見ようと思ったら、一緒にベーシックやっていいよ、という。子供クラスと一緒にやらせてもらった。4時からワヒネクラス、6時からママのクラスでも踊った。4時すぎごろ昨日会ったBラも来た。でも踊っているうち、Bラはあまり乗り気でなさそう。
 休憩時間に話を聞くと、歌の意味を知りたいという。意味を知らないのに振りだけ踊るのはいやだということなのだろうか。確かにそれは、フラの原点だな。しかし私たちは正規の生徒でもなくてビジターなのだし、私たちのためにそれを望むのもどうかと思う。難しいな。
 結局Bラは6時ごろ帰った。
 私は8時までやったが、終始知らない曲を真似ているだけだった。床がつめたいのもあり非常に足がだるくなってしまったが、フラを踊れてよかった。


 そして今日の収穫。最近いろいろなフラを見るチャンスがあり、だんだんと違いなどがわかってきた。上手な人であっても、好きな踊りと好きではない踊りがあるようだ。それはステップでも好き嫌いがあるし、手の動きでももちろんある。見る分にはいいが、自分が習うとしたらこれじゃないほうがいいなとか、そういった感じだ。
 またハラウごとの違いもいろいろある。BラはHalau Hula Olanaのハラウへ通っているのだそうだが、そこのベーシックはベタ足(フラットと言っていた)だそうだ。そしてKPの振りはフリ(回るステップ)などが多いが、そういうのじゃないといっていた。けっこうトラディショナルだということだ。
 そしてKPのハラウはかなりアイハをするが、Kareanのハラウは必要以上にアイハをしないと言っていた。ただヘラとウエヘの時はできる限りダウンをすると。
 ハラウによっていろいろある。やっぱりいろいろなフラを見てみたいなと、昨日は強く思った。