韓国語の母音の多さに驚き

ハワイ大学内のJFKシアター

 今日は先生の話がわりとよく聞き取れたような気がする。まだ不安定な私の能力。あまり一生懸命意味を捕らえようとしないで、一つ一つの単語をただ聞き逃さないようにしていれば、意味は勝手に入ってくるように感じた。少々コツがあるのかもしれない。
 火曜日なので3つのクラスがある。Accuracy Classクラスでは新しい男性が入ってきた。これでこのクラスでは生徒が6人になった。その男性は韓国人で、彼は前回のタームはHELPにいたらしい。HELPとは、ハワイ大学でやっている、もっと本当の「学生」のような語学学校だ。将来英語圏の大学へ入りたい人などが対象らしい。ということは彼もかなり英語が達者だと言うことだ。まあ私はがんばってついていくので気にしないことにする。
 Fluency Classでは、初めて教科書に沿ってレッスンをした。Rejounder、つまりワオ!とか、すごいね!とかそれは残念、とかそういう言葉。
 最後のSkills Class(Pronunce)では、韓国人の男性と隣の席になった。まだ先生が来るまで時間があったので、彼に話しかけてみた。前回まで彼の名前がよくわからなかったので、名前とスペルを聞いた。私の名前を覚えてる? と聞いたら覚えていないといったので自己紹介した。そういえば彼も、私をKoreanだと思った、と言っていた。Koreanの人たちはみんな私のことをそう言う。日本人から見ると、Koreanの人たちも日本人に見えるのだが、Koreanの人たちからすると、日本人か韓国人か大体わかると言うことだ。どこが違うの? と聞いたらわからないと。顔や全体の感じだといっていた。
 発音の練習をしているときに、私がアとエの間くらいの発音で聞き取りと発音がうまくできないものがあり、彼は楽そうにやっていたので「韓国では母音はいくつあるの?」と授業中に聞いたら、彼はしばし数えてから「Fourteen」と。なんと! それだったら日本人よりも母音の発音ははるかに楽そうだ。
 その後でFluency Classの課外授業というか、先週借りた本の内容を説明する、ということをした。窓を閉めているときに隣の席だったMツさんが誘ってくれたのだ。クラスが終わった後に週一でBイと話をするということらしい。実はよく理解できていなかった私。
 それからMツさんと一緒にバスで帰った。Mツさんは日本でテレビ番組やラジオ番組を作っており、自分たちでそういう会社をやっているらしい。すごい! Mツさんは、私がAcculacy Classで一番上のクラスだということを知ってからちょっと話しかけてくれるようになった気がする・・・気のせいだろうか。ただそれがきっかけだっただけかもしれないが。「最初見たとき、賢そうやなーと思いましたよ」と言われた。どこらへんがだろうか。うれしいかどうかというと・・・そりゃあうれしい。
 彼はKaimukiのAdult Schoolにも通うらしい。勉強熱心だ。「なんなら一緒に行きます?」と言われた。いいかもしれない。明日彼に内容を聞いてみよう。
 そういえば、Fluency Classは明日、Interchange Journalがあるらしい。それは何かというと、ハワイ大学の学生1人に対して、NICEプログラムの生徒二人の計3人でグループになって会話をすることだそうだ。既に前のタームから続いている人たちはちょっとやだなあといった雰囲気。レポートを1枚書かなくてはいけないらしく、それが大変だと言っていた。