初フラ!最初はプライベートレッスン

 ハワイに到着した当日に、日本でのフラの先生の知り合いであるYコさんに電話をした。Yコさんは今ハワイに滞在していて、10日に日本へ戻るらしいのだが、その前に私にハワイでのフラの先生を紹介してくれるということだった。
 何度か電話でやりとりをして、6日の午後にレッスンがあるということに決まった。最初はプライベートレッスンで、ハラウに入りたいとしてもレベルを見てからでないと、ということだった。
 McCullyのセブンイレブンの前でYコさんと待ち合わせをして、彼女のレンタカーででそのKumu*1のスタジオへ向かった。割と近くだった。
 スタジオは小さめな一室で、KumuのKareanとその家族の方々がいた。クウイポさんもいた。
 まずレッスンは、お話から。私とYコさんは一緒に受けたので、私たち二人が知っているステップをホワイトボードに書き出していった。
 そしてそれぞれのステップのことや、またこれはステップではない(たとえばKo aka)など教えてくれた。ステップではなくてActionやDirectionだと。
 ステップは昔からのものが決まっていて、新しく作ることはできないと言っていた。だから新しい動きはステップではないそうだ。新しく名前をつけて、ステップだと教えたほうが簡単だが、ステップは新しく作ることはできないのだ。
 私たちが散々練習したIolaniと言うステップも、ここではステップではない、と。Kalakaua Travellingと言っていた。それはハラウによって違うのだと言っていた。
 そしてそのような話は続き、おそらく1時間以上話していたと思う。
 そしてやっと実技のレッスンとなった。まずはモーションだっただろうか。太陽、月、などの英語、ハワイ語、日本語(!)が書かれたプリントを配られ、一つ一つ教えてくれた。プリントには全部で27個あったが、いくつか飛ばしていたようだ。そのBasic Handsがほとんど入った歌があるようで、時々歌いながら、ステップもつけて教えてくれた。ほとんどがカホロだが、たまにカオやカホロイムア、カホロイホペなど。
 4番まで終わると、クウイポさんを呼んでまずはベーシックステップのみをやった。クウイポさんがイプヘケをたたいてくれた。アミクク*2や、アミのイラロ*3&イルナ*4があったのには驚いた。練習していてよかった。アミのイラロ&イルナは、4拍子でいう3の時にダウンしたりアップしたりと教わったが、それが急にやりすぎだと言われた。もっとゆっくり、均等に下がっていくのがここのやり方のようだった。レレウエへはパウがきれいに揺れていると言われた。ほめられたのかな? あとは、ヘラが私が教わっていたのと違った。45度くらい横に出すものだ。この方がよりダウンできるからと言っていた。ヘラは、前に出すのと45度に出すのはハラウによって違うが、半々ではないかと思われる。そういえば! ウエヘ*5はひざを外に開かないのだそうだ。開くステップはUwekeというらしい。おおう。
 カホロは、私は一歩目が大きすぎると言われた。多くのハラウは一歩目を大きく出したがるが、うちではNaturalに、均等にやるのだと。
 そしてクウイポさんのウクレレと歌(CDのような美声!)で、Basic Handsが入った歌を踊った。
 一通り終わると、私は指が離れているのがいけないと注意された。ああ、いつも先生にも注意されていることだ…。それから二人とも気持ちが伝わってこないと言われた。カホロのときは「I love to Hula. I want to Hula」というようにやりなさいと。
 何回か踊って、何回か注意されて、レッスンは終わった。
 終わったあとYコさんが、私がクラスの子達と一緒にレッスンを受けたいというのを伝えてくれた。スケジュールを調整しなくてはいけないから、明日電話するわと言われたので電話番号を教えた。今度はYコさんがいなくて、一人で大丈夫だろうか。しかも電話だなんて。ジェスチャーや表情などの力を借りられないのでやや不安だ。そしてレッスンフィーがまだわからない。それも自分で聞かなくては。
 終わったあとYコさんとお茶をした。いろいろな話が聞けてよかった。とてもいい人そうだと思った。レッスンのとき、スタジオが狭くてYコさんが少し後ろに下がっていたのだが、「後ろから見たら、先生にやっぱり似てるね」と言われた。ふむ。

*1:ハワイ語で先生のこと

*2:Ami:腰を回す、Ami kuku:Amiの変形

*3:Ilalo:Down

*4:Iluna:Up

*5:Uwehe:今まではひざを外に開くと教わった