クラスメイトの就職活動

 SkillsクラスのクラスメイトであるKコさん、彼女はグリーンカードが当たった人である。彼女が仕事を探していて、DFSに興味があるといっていたので、前の日に私のホストファザーのTムに聞いていた。そうしたら申込書などをもらってきてあげるし、私が彼女に会って説明することもできるよ、というので、それをKコさんに話してみた。
 そうしたらとてもありがたいといっていたが、最近凹んでいるKコさんなのだった。
 授業が全部終わってからUHのCampus Centerでお茶しながら話していた。いろいろなチャンスがあるのに、英語ができなくてそれを逃してしまっていたり、一人で働いて生きていかなくちゃいけない現実を目の当たりにしたりで、いろんなことが一気に押し寄せてきていて落ち込んでいるようだった。私はレイを編みがてらKコさんの話を聞いていた。「なんか、話しているうちに自分の気持ちがわかってきたし、整理できてきた」という。「話を聞かない男、地図が読めない女」にも書いてあったとおりだ。女性というのはそういうものなのかもしれない。
 家に帰って、Bイと二人で食事。今日は長女のJンの結婚の話が中心だった。
 そのあとTムが帰ってきたので、Kコさんのことを話した。
 そうすると、なんと水曜日にジョブフェアがあるらしいのだ。私が前の日にその話をして、今日Tムが出勤したらジョブフェアのことを聞いたという。とてもびっくりしたと言っていた。私もだ。Kコさんに朗報だと思った。
 Tムの話によると、ジョブフェアがある時は大体仕事をもらえるというのだ。普段はそんなに簡単ではないと。そしてそのジョブフェアはたった1日しかやらなくて、それも1年に1回か、それよりも少ないくらいだというので、とてもラッキーだというのだ。そしてKコさんがそれほど英語が堪能ではないという話をすると、Tムが通訳してくれるという。すばらしい。どうしてそんなに親切にしてくれるんだろうか。